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上杉隆&中井学のバンカーショットレッスン

上杉隆&中井学のバンカーショットレッスン

の詳しい動画をご紹介します。



 

上杉:ということで。

中井:はい。

上杉:僕のマグノリアレーン。

中井:はい。タタター、というわけで。えー。

上杉:ついに、マスターズといえばやっぱりバンカーでしょう。

中井:そうですね。

上杉:あの、美しい白いバンカー。そしてあそこからのショットによって、勝負が決することが何度もありました。

中井:うん。

上杉:1980年代、サンディ・ライルが18番の、あれはクロスバンカーですけど。

中井:そうですね。

上杉:7番アイアンで打って。そして、グリーン奥につけてピンに戻して、勝ったと。

中井:いやあ、あれはもうすごいショットでしたよね。

上杉:ええ。ああいうこともありましたが。

中井:うん。

上杉:この。

中井:はい。

上杉:僕マグでも、ついにバンカーに入ってしまいました。

中井:はい。バンカーには。

上杉:どういうこと。

中井:というわけで行きたいと思うんですが、ここのバンカーはすさまじくアゴが高い。

上杉:これね、ちょっとね、鹿島の杜いきなりね、初っ端のこのインの9番ホールか、これで。もうね。

中井:いやいやいやいや。もう、あきらかに自分たちの身長以上に。

上杉:ピンが見えません。

中井:キツいですか。

上杉:まあ、いいや。

中井:うん。

上杉:がんばります。

中井:じゃあ、ちょっとまずはご自身のタイミングで。

上杉:よいしょ。よいしょ。

中井:打ってみてください。はい。

上杉:じゃあ、ちょっといきます。

中井:はい。

上杉:では、私の完璧なバンカーショットね。

中井:はい。

上杉:完璧なバンカーショットを打ちます。
あーっと。

中井:あー。
と、なりがちですよね。素晴らしいミスの見本を見せていただいて、ありがとうございますって感じなんですけども。

上杉:何、今。何が間違えたの。

中井:いや、間違いは何もないです。基本的には。ええ。ただ、単純に薄く当たってしまったっていう、ほんとにそれだけなんですね。ほんとにほんとに、それだけ。

上杉:もう1回打っていい?

中井:どうぞどうぞ、いいですよ。いきましょう、いきましょう。

上杉:まあ気に食わないし、今の。

中井:まあ、もちろんね。

上杉:今じゃ、あれ完全にアウトだよ。

中井:いや、上手くいっちゃったら、みなさんさよならごきげんよう、で終わっちゃうんで。そこは。

上杉:じゃあ、行きまーす。

中井:はい。お願いします。
飛んじゃいましたね。

上杉:あれ。あれー。

中井:うん。
で、実はこれ、今上手く打ててるんですよ。ただ、デカかったっていうだけにしかないんですけど、でもそれ以上に、さっきの当たりが薄いのもそうなんですが。

上杉:うん。

中井:飛んでしまう状況を、セットアップで作っちゃってる。

上杉:うそ。

中井:だから、ポイントとしては。

上杉:うん。

中井:飛ばすセットアップをして、飛ばさないように打つのか。

上杉:うん。

中井:それとも、飛ばないセットアップをして、しっかり振り抜くのか。

上杉:ほう。

中井:どちらかに、まとめたいわけですよ。

上杉:はあ。

中井:なんですが、ほとんどの方はそこのまとめが上手くいかない。

上杉:今、どうだったの。

中井:今の場合は、ちょっと飛ばしやすいセットアップをされてるわけです。

上杉:うん。

中井:ですから、多少ハンドファーストも入れてらっしゃるわけですよね。

上杉:ああ。

中井:なので、結果的には少し薄く入れば、ロフト分だけ飛んでしまうということ。

上杉:飛んじゃうのか。

中井:なので、今の振り幅でお振りになるんだったら、飛ばさないセットアップをしなければいけないわけですよ。

上杉:あ、そう。

中井:じゃあ、飛ばさないセットアップってどういうことなのか。

上杉:うん。

中井:ちょっと、やってみたいと思います。

上杉:やって。

中井:はい。やりまーす。


中井:はい。では早速、飛ばさないセットアップ。

上杉:ほい。

中井:もう、単純な話です。ハンドファーストしないだけ。

上杉:ほう。

中井:それだけです。ですから、実際ピンに対して上杉さん、こうお構えになったときに、このように手元がやはり飛球線側にけっこう倒れてらっしゃった。

上杉:ふん。

中井:その段階で、少し鋭角めに上げてパンッと打ち込んでらっしゃったわけです。

上杉:うん。

中井:そうすると、砂の取り方も少し浅くなります。ですので、結果的に球が飛んでしまった。

上杉:ほお。

中井:ですから、このハンドファーストに構えているこの構えをほどいてあげる。

上杉:うん。

中井:ですから、ほとんどこの手元が前に行くのを、少しヘッドが前に行くようなイメージ。もう、これだけでオッケーです。あとは同じ振り方。どうぞ。


中井:はい。では、早速上杉さんの場合はやはり、ハンドファーストに入れている、かつバックスイング、フォロースルー大きいですよね。

上杉:うん。

中井:結構やっぱり、近いピンでもしっかり振りきれる能力はあってる。てことは、飛ばないようなセットアップをして、あとはしっかり同じように振り切っていただく、というタイプが合っていると思います。

上杉:うん。

中井:ぜひ、やってみてください。

上杉:だから、ハンドファーストにしないほうがいいのね。

中井:しないだけ。ただ、それだけ。

上杉:まあ私もね、ハンドファーストにしない…何かこれ、ほら。ボールが入った跡がそこら辺に、ミミズみたいな感じで。

中井:それ、カメラが押さえられませんから、そういう説明しないでください。

上杉:まあ、どうでもいい。

中井:あの、その。

上杉:で、みなさんね、こうやってこういう体ですよ。

中井:ですから。

上杉:こうでしょ。

中井:もっとこう、そうですね。

上杉:極端に言えば。

中井:そう。手元があんまり先行しないように。

上杉:すげえわ、これ。

中井:はい。あんまり開かなくていいですよ。そんなにオープンにしなくていいです。

上杉:あ、そう。

中井:はい。もう少し閉じても大丈夫。

上杉:じゃあ、これくらいね。

中井:ただ単に、それでハンドファーストは入れないだけ。

上杉:はい。

中井:はい。

上杉:じゃあ、行くよー。

中井:はーい。
そうです。それだけで。

上杉:どうだ。感じ?

中井:いや、今。

上杉:行った?入った?

中井:いいところ、寄ったでしょう。

上杉:完璧?入った?

スタッフ:ワンピン。

中井:ワンピン。

上杉:ワンピンじゃダメでしょう、入んないと。

中井:いや、でもこれ超えたらすぐダウンヒルですからね。まあ、入んないとダメってあれだけど。今の、音もよかったですよね。パフッ。

上杉:パフンッてね。

中井:本当に砂を弾いた、ソールがポーンと弾いてくれた、そんな感じですよね。

上杉:こんな感じ?

中井:はい。そうなんです。ですから、上杉さんのようにハンドファーストで構える癖がある、そしてしっかり大きく振りきれるという方は、ハンドファーストをとにかく、まずやめること。これだけ。

上杉:ふん。

中井:これだけを守ってやっていただくと、そうやって球が適正に出ると。じゃあ、逆にあまりバックスイングを大きく取れない人。

上杉:ふん。

中井:取れない人は、実際にこれぐらいのアゴの高さでも、実はアプローチウェッジとかでも、これ上げられるんですよね。

上杉:ほう。

中井:そんなに、自分の身長っていうよりは、低ければ、そんなサンドウェッジを使う必要はありません。
ですから、クラブを上げてあげて、振っていく。むやみやたらにバックスイングを大きくして緩めてしまうようなバンカーショットになると、大抵の方はミスショットしてしまいます。ですから、もちろん理想は上杉さんのようにバーンと振りきれるような感じになると一番いいんですけども。
ですから、振りきれる方はまず飛ばさないセットアップをする。じゃあ、今度振りきれない人、小さいバックスイングしかできない人は、あえてこういうアゴの高いところでもサンドウェッジを使わずにトライしてみるということを、ぜひ試してみてください。