ゴルフ ボールをフェースに乗せるテクニック ポイントは重心とヘッドの重み
ゴルフ ボールをフェースに乗せるテクニック ポイントは重心とヘッドの重み
の詳しい動画をご紹介します。
ナレーション(男性):ゴルファー至福のレッスン。あなたの理想のスイングプレーンが実現。世界が認めたフェニックスゴルフアカデミーから発信します。
ケンゴ本田の…。
本田:ゴルフアカデミー in フェニックス。
石田:ケンゴホンダのゴルフアカデミー in フェニックス。ケンゴさん、今回もよろしくお願いいたします。
本田:よろしくお願いします。
石田:ケンゴさんはアメリカから日本に戻られて、どれぐらいですか。
本田:3年です。
石田:3年。じゃあ宮崎に来られてからは。
本田:宮崎は1年ですね。
石田:あ、そうですか。じゃあもう随分いい所とか、美味しいものとかもご存知ですよね。
本田:そうですね。結構美味しいものは食べさせていただきましたね。
石田:へえー。
本田:宮崎牛に、地鶏に。
石田:いただきました。
本田:食べましたか。
石田:はい。はい。
本田:どうでしたか。
石田:美味しい。もう、ぷりっぷりですよね。柔らかいですし。
本田:口の中でとろけるような。
石田:もう、とろけます。
やあ、そんな美味しいものも堪能できるこの宮崎。ゴルフもできます。食事もできます。ほんとに素晴らしいですね。
本田:そうですね。
石田:ええ。では、今回もよろしくお願いいたします。
本田:よろしくお願いします。
ナレーション(男性):ケンゴ本田。15歳で渡米し、ゴルフ理論とティーチング理論を学ぶ。日本人で初めて、PGA・オブ・アメリカのA級ライセンスを取得した。
ケンゴホンダの、ゴルフアカデミー in フェニックス。今回は、フェニックスゴルフアカデミーからお送りします。
本田:今回は、ボールをフェースに乗せる、についてお話したいと思います。
私がフロリダのオーランドにいた頃、グランドサイプレスゴルフアカデミーというところで、そこのディレクターをしていたフレッド・グリフィン先生の元で勉強し、そこでグランドサイプレスゴルフアカデミーの公認のインストラクターになりました。
グリフィン先生がいつも言っていたこと。それは、一番大切なのはボールをフェースに乗せて打つ打ち方をマスターすることだ、と。この打ち方がゴルフスイングの基本であって、この打ち方が分かればスイングが分かってくるといつも仰ってました。
ですので、今日はこのことについて皆さんにお話ししたいと思います。
本田:今回は、ボールをフェースに乗せる打ち方についてお話しします。
今回はフェニックスゴルフアカデミーの、プロ研修コースに通っている大樹君に手伝ってもらいます。大樹君、よろしくお願いします。
大樹:お願いします。
本田:ボールをフェースに乗せるテクニックっていうのは、相当高度な技術なんですけれども、このテクニックをマスターすれば、かっこいい球が打てるようになると思いますので、いくつかのポイントをご紹介したいと思います。
ナレーション(男性):ボールをフェースに乗せる。今回は、ケンゴ本田の教えをアカデミー研修生が実践していきます。
本田:ではまず、セットアップからいってみましょう。
大樹:はい。
本田:ちなみにここは、何ヤード打つ感じですか。
大樹:30ヤードですね。
本田:30ヤード。
大樹:はい。
本田:オッケーです。じゃあ、ボールポジションは。
大樹:は…センターですね。
本田:センターで。
大樹:はい。
本田:うん。スタンスは。
大樹:は…もう、ほぼ結構狭めですね。
本田:何かその他に気をつけていることはありますか。
大樹:左足重心のまま打つことと、あと手先で打とうとせずに、ヘッドの重みを感じて。
本田:うん。
大樹:打つイメージですね。
本田:うん。
ナレーション(男性):ボールをフェースに乗せるための4つのポイントです。
ボールポジションはセンター。スタンスは狭め。そして、左足重心のまま、手先を使わず、ヘッドの重みを感じて打つ。しっかりチェックしてください。
本田:じゃあ、1球打ってみてください。
大樹:はい。
本田:いいですね。
本田:グリッププレッシャーはどのぐらいで構えてますか。
大樹:左手は普通ぐらいなんですけど、右手は全然握ってなくて。
本田:うん。
大樹:はい。もうほとんど握ってない感じですね。
本田:うん。そうですね。
やはりここで大切なのは、グリップを強く握ってしまうと、クラブヘッドの重みが感じられないので、クラブヘッドの重みが感じられないと、インパクトでクラブヘッドが走ってくれません。
ですからこのショットを打つに当たって重要な鍵になるのは、軽く、柔らかくグリップを握ってあげて、そしてクラブヘッドの重さを感じて、インパクト前後でクラブを走らせてあげることですね。
ナレーション(男性):ボールをフェースに乗せるためには、柔らかくグリップして、クラブヘッドを走らせることです。
しっかりチェック、練習してみてください。
ナレーション(女性):フェニックス・シーガイア・リゾートへようこそ。
楽しく快適なリゾートゴルフをテーマに、トム・ワトソンゴルフコースが生まれ変わりました。
ワングリーン化、エンジョイティーの新設など、ゴルファーを魅了するコースへ進化。最新鋭のタッチパネル式GPSナビを導入。安心快適なセルフプレイを楽しめるようになりました。
リゾート感あふれるクラブハウスには、女性へのこまやかな配慮もプラスされました。
40回のメモリアルイヤーを迎える、ダンロップフェニックストーナメント開催コース、フェニックスカントリークラブは、ゴルファー憧れの27ホールです。
2つのゴルフ場では、憧れのリゾートゴルフを心ゆくまで満喫できます。
ナレーション(男性):ボールをフェースに乗せる。スピンを効かせて寄せるためのドリルです。まず、短い距離から練習していきましょう。
本田:ボールをフェースに乗せるためのセットアップをしても、すぐにスピンがかかって低い球でビュッとこうボールが止まるような球が出るとは限りません。
そういう場合のチェックポイントがいくつかあるんですけれども。ちなみに大樹君は、このようなショットを打っていてスピンがかからないときには、どのようなところを修正しますか。
大樹:やっぱり、アウトサイドイン気味に、カットめに打って、できるだけちょっと低い球をイメージして、フェースに食いつかせるイメージで打ちますね。
本田:うん。そうですね。それはひとつのチェックポイントだと思いますね。
こういうショットを打つときには、オンプレーンで入ってくるか、若干外から入ってきて、フェースが開いていて、インパクトでハンドファーストになるのが一番スピンがかかりやすいです。
ですから、スピンがかからない場合は、もしかするとインサイドから入ってきている可能性が多いので、バックスイングをチェックして、ダウンスイングをチェックして、オンプレーンもしくはアウトから入ってきて、フェースが少し開いてインパクトを迎えるように打ってみてください。
ナレーション(男性):スピンをかけるためのポイント1。フェースを開いてオンプレーンもしくはアウトサイドインに振る。ハンドファーストのインパクトを作る。
本田:2つ目は、ヘッドスピードが十分にないとスピンがかかりません。
なぜヘッドスピードがこのセットアップをしても出ないかというと、バックスイングが長すぎると…この30ヤードの距離に対してバックスイングが長すぎると、インパクトで緩んで距離を合わせにいってしまうので、インパクトでヘッドが加速しません。
ですから、もしもヘッドスピードが足りないようであれば、バックスイングを確認して…まあこれ30ヤードくらいのショットなので、理想的なバックスイングというのは、シャフトが腰の高さか、若干その上に行ったぐらいの振り幅なので、その辺にバックスイングを小さめに収めてあげて、そしてそこから加速しながらインパクトを迎えてあげる、というのが2つ目です。
ナレーション(男性):ポイント2。コンパクトなスイングでヘッドスピードを加速させる。
本田:それでもスピンがかからない場合は、もうひとつの力を借りてヘッドスピードを上げる必要があります。
その場合は、ダウンスイングのときに腰の回転をもう少し意識してつけてあげることです。同じバックスイングでも十分ヘッドスピードが上がらない場合、ダウンスイングのときにそこで腰をもう少し速く回転してあげると、腰の回転につられて腕とクラブがついてきて、ヘッドスピードが上がり、そしてなおかつクラブがアウトサイドから来て、フェースから少しオープンで、インパクトで、ハンドファーストで入れば、低くスピンの効いた球が打てると思います。
そして、この球が打てれば、他のアイアンにもつながっていって、ショットの精度が上がっていきます。
ナレーション(男性):ポイント3。ダウンスイングで腰を速く回転させる。
本田:それでは今のポイントを意識して、1球打ってみましょう。
大樹:はい。
本田:結構良かったですね。セカンドバンスぐらいでスピンが効いて、3ヤードぐらいで止まりました。
本田:このように、スピンが効いた球が打てるようになるので、みなさんもぜひお試しください。
ナレーション(男性):ボールをフェースに乗せる。スピンをかけるためのポイントです。
短い距離で、繰り返し練習してみてください。ボールをフェースに乗せることは、どんなショットにもつながります。
石田:今回はボールをフェースに乗せる、をテーマにお送りしてまいりましたが。ケンゴさん、ボールをフェースに乗せるってとても重要なんですね。
本田:そうですね。
石田:うん。
本田:基本的には上級者の方にお伝えしているテクニックなんですけれども。
石田:はい。
本田:ボールストライカーになるためには、かならずマスターしなければいけないテクニックなので、皆さんも今日の番組を参考にしてぜひ練習をしてみてください。
石田:はい。出来るようになると、素晴らしいですよね。それではまた次回、お楽しみに。