ゴルフ タイガーラインをマスターするためのテイクバックの腕の動き

ゴルフ　タイガーラインをマスターするためのテイクバックの腕の動き

の詳しい動画をご紹介します。

ナレーション:Chapter2、「タイガー・ライン」をマスターする。

女性:それでは、タイガーラインに沿ってスイングするためのポイントをレッスンしていただきましょう。先生お願いします。

先生:はい。じゃあ早速、説明したいと思います。

女性:はい。

先生:まず、アドレスからテークバックに入るときの最初のポジションですね。ハーフウェイバックのポジション。
このときのグリップの高さということが大事になります。このときに、ハーフウェイバックのときにグリップが高いと、ダフりやすかったり、高い位置から下ろしてくることによって、リリースしてトップしてしまったりということにつながるので、ハーフウェイバックのグリップの高さというのは、まずひとつ重要です。
そして、それに伴いシャフトの向きということは重要になってきます。そのときのシャフトの向きは、多くのアマチュアの方はアドレスからグリップが高い位置、そして外の位置に上がって、ヘッドがインサイドに行ってしまう。僕が呼んでいる「ベロン」というショットになりやすいテイクバックになるので、ここを抑えるために、テイクバックで若干出だしはヘッドは地面に沿うような形で動いていき、右腕の外旋、内旋という動きのなかでは、外旋してしまうと今のようなベロンという動きになりやすいです。始動からは、基本的には内旋する動きをしていただくと、ヘッドは内側ではなく若干外側というかボールに対してまっすぐ動くので、ベロンの形になりません。
そして正面からの動きになりますが、アドレスからテイクバックの始動のときに、ヘッドが地面を10センチぐらい沿う形にしたあとに、グリップが右の太ももを通り過ぎます。このときに外旋させないように、右腕は内旋の形から若干コック入れてやるということによって、グリップの高さがシャフトが平行のときに高くならない、ということにつながるので、ここが1つの大切なポイントになります。
それから次、2つ目ですね。テークバック、ハーフウェイバック、それからトップからダウンスイングのタイガー・ラインに重ねるためにはどうしたらいいかというと、まずアマチュアの多くの方はグリップが浮いて、ヘッドがインサイドに行きます。そして体が上半身と下半身が同時に動くことによって、上体が早く開いて外から動いてくるっていう、ホーガン・プレーンの方から来てしまうという動きになりやすいので、それを防ぐために、テークバック、トップへ行ったあとに、まず大事なのはよく俗に言う、下半身リードということなんですが。胸の向き、背中の向き、同じことなんですが、言い方が違うんですが、胸は後方を向きながら体重移動してやるという、ひとつここのポイントが重要になります。背中は、打ちたいターゲットの方に向きながら、体重移動してやります。
というところが、外から来るか、タイガー・ラインの方に沿ってくるかというダウンスイングの重要なポイントにつながるので、ここをひとつ、まず押さえておきたいと思います。
そののち、タイガー・ラインに沿ってきてインパクトします。インパクトのあと、多くのアマチュアの方は体が開きが早かったり、肩の上体の開きが早かったりすることによって、左に、インサイドの方にヘッドが動いていってしまう動きによって、スライスやひっかけになってしまうので、インパクト後はヘッドはターゲットの方に沿って動かす、もしくは極端に言ったら、インパクト後、ターゲットよりもちょっと外に動いているような動きを心がけていただくと、フォローでインサイドの方に動く動きが抑えられるということになって、捕まる動きにつながるので、ここ重点に考えてやっていただくことによって、捕まる球が打てるようになります。

女性:ポイントのおさらい。

ナレーション:タイガー・ラインに沿ってスイングするポイント。
1つ目は、ハーフウェイバックでのグリップの位置とシャフトの向きです。
まずグリップの位置ですが、ベルトの高さか、それより下に来るようにします。そして飛球線後方から見て、ヘッド、シャフト、グリップが重なっているか。もしくはヘッドがアウトサイドにあればOKです。ヘッドがシャフトプレーンより下側に来る「ベロン」になってしまうと、タイガー・ラインに沿ってスイングすることができなくなります。正しいポジションにグリップを収めるためには、アドレスからクラブヘッドを低く長く引くようにテイクバックします。このとき、腕を自分から見て、反時計方向に回転させます。そしてグリップが右太ももを通り越したところで、手首をコックします。
2つ目は、ダウンスイングでシャフトをタイガー・ラインに添って下ろすということです。ポイントは、切り返しで胸を飛球線後方に向けたまま、左へ体重移動するようにします。こうすることで打ち急いで上体が開く動きを抑え、ダウンスイングでシャフトをタイガー・ラインに沿って下ろすことができます。
3つ目は、フォロースルーでシャフトをタイガー・ラインとホーガンプレーンの間を通すようにするということです。ポイントは、インパクト以降、ヘッドをターゲットの右方向へ出すようにフォロースルーします。こうすることで、インサイドアウトに振り抜くことができ、捕まるアイアンショットが打てるようになります。